従業員の健康診断は毎年やっている。では、会社の「健康管理の仕組み」は?【チェックシート無料配布】
健診もストレスチェックも、やってはいる。でも…
人事労務のご担当者さまなら、毎年の健康診断もストレスチェックも、きちんと実施されていると思います。
でも、こんな感覚はありませんか。
- 健診の結果が悪かった人、その後どうなったか追えていない
- メンタル不調の社員が出るたび、毎回ゼロから対応を考えている
- 産業医には来てもらっているけれど、相談すると「それは専門外なので分からない」と言われてしまう
- 自分が異動したら、この健康管理の仕事、誰も引き継げない気がする
ひとつでも当てはまったら、それは担当者であるあなたの問題ではなく、「仕組み」がまだ育っていないサインです。
従業員一人ひとりの健康診断は毎年していても、会社の健康管理の仕組みそのもののチェックは、ほとんどの会社でされていません。仕組みは、どこも痛くなくても静かに弱っていきます。そして弱っているかどうかは、何か起きたときに初めて分かります — 本当は、起きる前に分かるのが一番いいのに。
そこで、「健康管理セルフチェック」を作りました
私は産業保健師として16年、IT・製造・小売・物流・金融・薬局の6つの業界で、いろいろな会社の健康管理の現場を見てきました。その経験から、仕組みが弱っている会社に共通して「決まっていないこと」を20個の質問にまとめたのが、このセルフチェックです。
結果画面のサンプル。自社の現在地が五角形で見えてきます
やり方はシンプルです。
- 20の質問に「はい/いいえ」で答える(約5分)
- その場で自社の五角形(レーダーチャート)が描かれる
- 凹んでいた軸ごとに、「最初の一歩」が表示される
凹んでいる軸が、手をつける場所です。何から始めればいいかまで表示されるので、チェックして終わりになりません。
質問は、知識を問うものではありません。「決まっているか、決まっていないか」を確かめるものです。だから、答えに迷ったら「いいえ」で大丈夫。「あれ、うちはどうだったかな…」と手が止まること自体が、大事な気づきです。
結果はPDFで保存できるので、衛生委員会や上司との打ち合わせの資料にそのまま使っていただけます。
チェックシートで見ている5つのこと
20の質問は、5つのカテゴリに分かれています。
① 体制と役割分担 — メンタル不調の社員が出たとき「誰が何をするか」が決まっているか。ここが曖昧だと、担当者が1人で抱え込む構造になります。
② 健康診断とその後 — 健診を「やりっぱなし」にしていないか。要治療・要精密検査の人を放置した先にあるのは、本人の健康被害と、会社の安全配慮義務の問題です。
③ メンタルヘルス対応 — 休職〜復職の流れが文書になっているか。毎回その場しのぎの対応は、休職の長期化やこじれにつながります。
④ ストレスチェックと職場環境 — 実施して終わりになっていないか。集団分析や長時間労働対策まで含めて「回っているか」を見ます。
⑤ 専門職の活用 — 契約している産業医を活かせているか。訪問時間が衛生委員会とハンコだけで終わっているなら、もったいない状態です。
五角形が凹んでいても、落ち込まなくて大丈夫です
先にお伝えしておくと、初めてチェックした会社の五角形は、たいていどこかが凹みます。それが普通です。健康管理の仕組みは、専任の担当者がいない会社では自然には育たないものだからです。
大事なのは、全部を一度に直そうとしないこと。凹んだ軸の中には、すぐ直せるものと、時間のかかるもの、そして自社の状況によって優先度が変わるものが混ざっています。
どこから手をつけるべきかを一緒に整理したい方には、無料相談(オンライン)をご用意しています。そして、無料相談をお申し込みいただいた企業さまには、公開情報から貴社の健康課題を分析した「会社の健康診断カルテ(貴社版)」をご用意してお持ちします。
このチェックシートで分かるのは、「何か起きたときに受け止める仕組みがあるか」。カルテで分かるのは、「貴社にどんな健康課題が潜んでいそうか」。守りの体制と、起きそうな課題。2枚を並べると、打ち手の優先順位がかなりはっきり見えてきます。
まずはセルフチェックから、5分だけ、どうぞ。
✅セルフチェックをやってみる(無料・登録不要)
💬無料相談のお申し込みはこちら
産業保健師 永松希望